スカウトメールの文面で無能な転職エージェントを簡単に見分ける方法

スカウトメールの文面で無能な転職エージェントを簡単に見分ける方法
転職活動真っ只中です。

いくつかの転職サイトに登録して、何人かのエージェントとやり取りをさせて頂いているのですが、やはり自分と合う合わないが出てきます。

自分と相性が良く、かつ、有能なエージェントと出会うのはなかなか難しいですが、使えないエージェントはメールだけでだいたい見抜けるようになりました。

実体験を元に、メールの文面からエージェントの良し悪しを判断する方法をお伝えします。

無駄な時間を使わないように、無能なエージェントはバッサバッサと切り捨てていきましょう!


転職エージェントを見分けるための準備

転職サイトに登録したら、まず始めにプロフィール転職の希望条件自己PRなどを書くことになります。

プロフィールは特に悩むこともないと思いますが、希望条件と自己PRって考え出したらけっこう時間がかかりますよね。

書くのが面倒になって、空欄のまま後回しにしてしまう人も多いと思います。私もそうでした。

しかし、この希望条件と自己PRをどれだけ詳細に書いているかによって、有能なエージェントを見分けやすくなります。

以下の項目は特に重要なので、必ず詳しく書いておく事をオススメします。
  • 希望勤務地
  • 転勤の有無
  • 希望職種
  • 前職で身につけたスキル


スカウトメールの文面から使えないエージェントを見抜く

以下に挙げるようなメールを送ってくるエージェントはスルー推奨です。

希望勤務地に本社・支社が無い会社を勧めてくる

希望勤務地を書いているのに、全然違う地域の会社を勧めてくるエージェントがいます。

同様に、転勤の有無や職種などでも、条件と異なる企業を勧めてくるエージェントは基本的にアウトです。

こちらのプロフィールをちゃんと読んでません。

こういうエージェントってかなり居る印象です。

年収が高い企業や有名企業であれば、多少希望と違っても食い付く転職者がいるからなんでしょう。

転職エージェントは提示年収の30%40%程度をマージンとして得ているので、初年度年収の高い企業や、内定が出やすい企業を優先的に勧めてくる場合があります。

人生の貴重な時間が無駄になりますので、相手しないように気をつけてください。

明らかなブラック企業を勧めてくる

複数の転職サービスに登録していると、どのサイトにも常に求人が出ている会社があることに気付きます。

そう、ブラック企業ですね。

派遣型のIT企業など、一年中募集がかかってるような会社は特に危ないです。
人の入れ替わりが常にあるということなので、ブラックの可能性が高いです。

こういう企業は応募の敷居が低く、かつ内定率が高いので、利益優先のエージェントにとっては都合が良いんです。

気をつけましょう。

過去の転職コンサル実績をやたらアピールしてくる

これまでの転職支援実績の多さを前面に押し出してくるエージェントがいます。

大手サイトは応募者の母数が多いので、実績が多くなるのは当たり前ですよね。

また、
  • 応募者が優秀だっただけ
  • すぐに転職出来そうな人しか選んでない
という可能性もあります。

実績が無いよりはあった方が良いのですが、実績が多いから優秀という訳ではないことには注意が必要です。
経験年数が浅い割に実績が多い場合、それだけ1人の候補者に費やす時間が少ないということでもあります。

とはいえ、大手サイトの方が募集企業の情報を多く持っている可能性は高いです。

出てくる情報が薄い

アドバイスの内容が薄くて適当なことばかり言ってくるエージェントもけっこう居ます。
  • 具体的な体験談が無い
  • ネットで調べればすぐ分かる
  • 人に聞いた話ばかり
得意な業種が無く、どんな業種でもOKと謳っているエージェントに多い気がします。

転職活動は、単に勤め先を変えるためだけではなく、新たな気づきがあったり、成長に繋がる機会でもあるはずです。

せっかくなら有益な場にしたいですよね。

成長のヒントをくれるようなエージェントと出会いたいものです。

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転職エージェントを選ぶコツ

最低限気をつけた方が良い事をまとめました。

年齢、性別、容姿で判断しない

人として当たり前のような気もしますが、見た目や年齢でエージェントを決めてはダメです。

若くても優秀な人はたくさん居ますし、百戦錬磨のベテランが指導に付いているかもしれません。

高価な時計やオーダーメイドのスーツを身に着けているからといって、本業で儲けているとも限りません。

容姿に惑わされず、客観的な基準で判断するように気をつけましょう。

レスポンスの早い人を選ぶ

経験上、その日のうちにメールの返信を寄越さないエージェントはほぼダメでした。

忙しくてメールが返せなかったとか言い訳してましたが、どんなに忙しくてもメールを返す時間くらいはあるでしょう。
  • 自分のキャパがわかっていない
  • 人に仕事を割り振れない
  • 割込みタスクを後回しにして結局忘れる
こんなエージェントには任せたくないですよね。

地域密着のエージェントを選ぶ

例えば東京から福岡にUターンしたい場合、福岡のエージェントに連絡した方が良いです。

東京のエージェントだと、本社が東京で地方に支社がある企業を勧めてくる場合が多かったです。

せっかく地元に転職したのに、本社転勤になってまた東京、というパターンになりかねません。

Uターン希望の場合は地方拠点のエージェントを選ぶことをオススメします。

転職エージェント、使う?使わない?

以下の条件に当てはまる人は、転職エージェントを使った方が効率が良いです。
  • 明確な転職の意思がある
  • 時期を決めている
  • 転職サイトでは希望通りの募集が見つからない

エージェントを利用すると良くも悪くもすぐに結果が出ますので、転職するかしないか迷っている最中の人や、転職希望時期が数年後の人は、逆にエージェントは利用しないほうが良いです。


まとめ

今の時代、転職は珍しいことではなくなりました。

とは言っても、普通のサラリーマンなら転職への葛藤が当然あり、そう簡単には決断できないものです。

私も転職活動中の身ですが、さまざまな苦労がありました。

味方だと思っていた家族から思わぬ反対をされたり、会社の先輩からしつこく引き留めにあったり・・・

実際の転職活動は大変な決断と行動が伴います。

また、孤独な戦いでもあります。

転職エージェントは信頼できる人にお願いしたいですね。

5年後、10年後の自分のために、頑張りましょう!

以上

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