30代後半でUターン転職する理由とベストなタイミングについて考える

転職
私は大学まで九州の田舎で育ったので、学生時代はずっと都会に憧れがあって、「就職するなら絶対東京!」と決めて就活してました。

東京で働いてるってだけでなんかカッコ良く見えたんですよね。地方に比べたら給料もたくさん貰えますし。

20代独身のころは、将来のことなんて何にも考えていませんでした。

でも30代半ばで自分の家庭が出来たあたりから、考えるのを後回しにしてきた「両親のこと」や「子供の将来」など、重たーい課題がズシッとのしかかってきます。

地元に帰るのか、都会で暮らすのか、将来のことに向き合わなければいけない時期が来ているようです。

でも、今すぐスパッと仕事を変える勇気は、正直なところまだないです。

Uターンについて、ちゃんと考えてみることにしました。

同じように悩んでいる方の、何かヒントになれば幸いです。



Uターン就職を考える理由

子どもが産まれてから、「なんだか漠然と」なんですが、いつも頭の片隅に「早くUターンしなければいけない」みたいな焦りがあります。

今の職場には不満は無いですし、生活水準もそんなに悪くないのですが。

なぜ地元に帰らなければという気持ちになっているのか、理由をちゃんと整理してみました。

両親に孫と過ごす時間を増やしてあげたい

私がUターン就職を考えている一番の理由は、両親に孫と過ごす時間を増やしてあげたい、という思いからのような気がします。

地元から離れて暮らしていると、帰省はゴールデンウィークや正月などの大型連休になってしまいますが、とにかく交通費がとんでもなく高くて、馬鹿みたいです。

駅も空港も高速も超混雑しているので、帰省の予定を考えるだけで嫌になりますね。

ついつい帰省におっくうになって、「今回はやめとくか・・・」、となってしまうのです。

子供はもうすぐ2歳で可愛い盛りなので、両親とももっと会わせてあげたいのですが、移動の時間と費用を考えると家計的になかなか厳しい状況です。

地元に住んでいれば、すぐ会いに行けるメリットは大きいです。

休日の過ごし方が東京っぽくない

もう一つの理由として、都心には小さい子供と一緒に行ける所が(私の家族にとって)少ない、ということがあります。

人混みを掻き分けてベビーカーを押して歩いたり、満員のエレベーターに突っ込んでいったりするのは、体力と気力をかなり消耗するので嫌なんです。

電車もバスも気疲れするので、移動には自家用車を使うことが多いです。

車だと都心は駐車場代が高いので、行き先はどうしても郊外のショッピングモールや公園を選んでしまうんですよね。

休日はショッピングモールばかり行っているので、東京で暮らしているという実感が全然ありません。

加えて夕方はどの道も渋滞するので、あまり遠出も出来ません。

愚痴ばっかり(;´▽`A
きっと性格的に都会向きじゃないんですね。

年齢制限

やはり30代になると、転職するにしても年齢制限が気になるところです。

一昔前までは35歳が一つの区切りと考えられていたようですが、最近は35歳以上の求人も増えていると聞きます。

採用する企業にとっては出来れば若い人の方が良いでしょうから、転職するならせめて30代のうちに、という気持ちがあります。

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自分にとっての優先順位

転職を考える材料として、自分が大切に考えているものについて優先順位を考えてみました。

1位:家族と過ごす時間

子どもが出来てから、特に家族で過ごす時間を大切に感じるようになりました。

子どもはあっという間に大きくなってしまうので、出来るだけ沢山の時間を共有したいと思っています。

2位:家族の将来

子どもの将来はもちろんですが、妻の将来についても考えないわけにはいきません。

妻は子育てがひと段落したら、再就職してもう一度社会に出たいと言っています。

希望としては慣れ親しんだ九州で働きたいらしいので、考慮する必要があります。

3位:生活水準

現在の生活は、東京の平均的な会社員の水準です。

地方に帰ると給料は当然減るでしょうけど、生活に困るようなことは無いとは思います。

でも働けるうちはそれで良いんですが、退職後のことを考えると、退職金年金のことなど、転職にはやはり不安が残ります。

4位:仕事内容

今の職場については不満はまったく無く、内容も裁量で好きにやらせてもらっています。

全然違う職業に転職するのは考えていませんが、地方には希望に合う条件の募集がなかなか無いのが現実です。

5位:趣味

趣味と言えるものは、旅行とブログとゲームくらいなんですが、今の会社なら休みもカレンダー通り取れて、帰りもそんなに遅くないので、割かし充実してます。

転職した場合にどれくらい生活環境が変わるのか、不安ではあります。

Uターン転職するタイミング

Uターンを考え始めてから、地元企業の募集などをちょくちょく調べ始めたのですが、大手企業はなかなか募集が出ていません

あるのはベンチャーや飲食店ばかり。

ベンチャーだから悪いというわけじゃないでしょうけど、正直それなりに安定したところに就職したいです。

自分の都合に合わせて転職活動をすると、その時点で募集が出ている企業の中から選ぶことになるので、うわべの言葉に釣られて失敗する可能性が高いように思います。

あらかじめ転職候補の企業をピックアップしておいて、定期的に中途採用募集をチェックして、タイミングを逃さないように企業研究や自己分析などきちんと準備をしておくことが大切ですね。

狙っている企業にキャリア採用募集が出た時が、Uターン転職の一つのタイミングかもしれません

東京でも利用できる、地方自治体によるUターン転職支援

以前、有名転職サイトに登録して、「転職エージェント」とかいう人と面談したことがあるのですが、最悪でした。

こっちの希望はガン無視で、向こうが用意してきた企業ばかりを勧めて、断ろうとすると途端に横柄な態度になって、
そんな考えじゃどこにも採用されませんよ!
みたいな捨て台詞を吐かれる始末。

どこのサイトとは言いませんが、あちらもノルマがあるらしいので、採用されやすい会社を優先的に紹介してきます。

ということもあって、大手の転職ポータルみたいなサイトはあまり信用してません。

Uターン転職者向けで、公的機関が運営している相談所ってないのかなぁと思って調べてみたら、各都道府県がちゃんとUIターン支援をやってるみたいですね。

公益財団法人 都道府県会館

こちらの都道府県名より各事務所のホームページを閲覧することができます。
移動先のページ内にUIターンの相談コーナーがあります。
都内なら直接相談に行った方がいろいろ情報が聞けるかもしれません。

九州地方の各都道府県が運営するUターン情報サイトを、以下にまとめました。

まとめ

なんだか愚痴ばかりになってしまいました。
自分のUターンの理由を挙げてみると、ネガティブな思考によるところが大きかったです。

「地元で○○がやりたい!」みたいなポジティブな思いがないと、地元に帰ったとしても愚痴ばかりかもしれませんね。

2018年は働き方改革で、都会のほうが働きやすく暮らしやすい環境になるかもしれません。

転職か、現状維持か。

自分はまだまだ考えがまとまっていないということに気付きました。

あと数年で答えを出さなければいけないことは確かなので、せめて履歴書や職務経歴書の準備だけは始めようかと思います。

以上。


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