これからプログラミングを学びたい人にオススメする実用的な言語4選

プログラミング
2020年からプログラミングが義務教育で必修化されるらしいですね。
誰が教えるのかなどといった課題もあるようですが、将来のIoT社会を支える人材には「プログラミング的思考」が必要ということみたいです。

数年後には、お子さんがいる家庭で「お父さーん、Python教えて」なんて会話が普通に聞こえてくるのでしょうか。
仕事で日常的にプログラミングを扱ってる人なら良いんですけど、普段ネットサーフィンしかやらないお父さんには脅威ですね。
小学校の授業程度であれば、「Scratch」や「Minecraft」のようなパズル的なものになるみたいなので、専門知識は必要なさそうですけど。

プログラミングが子供たちの得意科目になって、出来れば将来のシステムエンジニア志望者が増えてくれると、先輩SEとしては喜ばしいことです。

この機会にプログラミングを始めてみようかと考えている人向けに、未経験者は何から始めれば良いのかどんな言語を選択すれば良いか、考えてみました。


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初心者にもオススメなプログラミング言語4選

何か作りたいものがあるとか、やりたい言語が決まっている人は、迷わずそれをやりましょう。

とりあえず雰囲気だけでも何かやってみたいという人は、パッと作ってサッと試せた方が良いですよね。
すぐ飽きてしまう可能性もあるので、簡単な準備で始めることが出来れば尚良いと思います。

以下に、比較的はじめの一歩の敷居が低くて、かつ、実用的に使えそうな言語を上げてみました。

Excelマクロ

ExcelにはVBAというプログラミング言語が搭載されています。
いわゆる「マクロ」というやつですね。

ほとんどの職場でExcelは使用されていると思いますので、マクロを覚えてしまえば応用が効きます。
マクロを使えるようになると、同じような資料を毎回手作業で作成していたり、大量のデータをExcelで処理する場合に、作業効率を大幅に改善できる可能性があります。

ネット上にはサンプルが沢山あるので、初心者の人でもすぐに動くプログラムが作れます。
仕事と関連付けると取っ付き易いですし、勉強したことが無駄にならないのが良いですね。

C#、VB.NET

WindowsアプリケーションもWebサイトの開発も、Microsoftの「Visual Studio Community」という開発環境がめっちゃ良いです。
WindowsアプリとWebアプリの開発ならこれだけあれば十分なほど超強力なのですが、個人で使用するなら無料で使えるというところがまた凄い。

言語はC#やVB.NETがメジャーです。
サンプルも多く出回っていますし、実際の開発現場でもよく使われている言語です。
将来エンジニアになりたい人は、勉強しておいて損はないです。

Java

Javaは最もメジャーな言語の一つで、人気プログラミング言語ランキングで常に上位にある言語です。
Eclipseという統合開発環境が有名で、無料で高機能な環境が簡単に整うということも、人気の理由でしょう。

汎用性が抜群で、JavaだけでWebでも制御系でもなんでも作れてしまいます。
基本的にオープンソースなので、他人が作ったライブラリや部品なども多数公開されており、部品の組み合わせだけでシステムを作れたりもします。

情報系の大学ではJavaが必修となることも多いので、情報系に進みたい学生さんは勉強しておくと良いと思います。

HTML、Javascript

Web系の開発やデザインをメインでやりたいのであれば、HTMLを自分で書いて、IEやChromeなどのブラウザで表示してみるのが手っ取り早いです。
もっとプログラミングチックに手の込んだことがやりたいなら、PHPPerlJavascriptなどの言語も合わせて使う必要があります。

作ったページを公開したい場合は、サーバーを用意したりドメインを取ったりしないといけないので、ちょっとハードルが高いですね。
しかし、モチベーションを保つためにも、他人に見てもらうのはとても良い方法だと思います。
Webサイトを作りながらその過程をページ内で公開していけば、アクセスも集められて一石二鳥かもしれませんね。

おもちゃで学べるプログラミング

命令をパズル的に組み合わせることで、簡単なプログラミングで動くロボットのおもちゃがブームになりつつあります。
いろんな種類のロボがあり、男子の好奇心が刺激されます。

遊びながら学習できるので、子どものプログラミング的思考を鍛えるにはとても良さそう。

最近では自分だけの飛行スタイルをプログラミング可能なドローンなんかも登場しているみたいです。

どんな本で勉強すれば良い?

うちの会社では新入社員にまず「やさしいJava」という本を一冊最後までやらせます。
Javaを使えるようになればどこに行っても通用するので、言語に迷っている人にはおすすめです。

どんな言語でも一つ理解すると、他の言語にも応用が効くようになるものです。

いきなり分厚い参考書をやるのに抵抗がある人は、漫画から入ってみてはいかがでしょうか。
子ども向けと思って馬鹿にはできません。
内容は下手な参考書よりも分かりやすく、基礎的な考え方を学ぶのにはとても良いと思います。

プログラミング向けパソコンの選び方

パソコンの選び方をYSE/NOチャート風にまとめてみました。
パソコンの選び方
大まかにはこんな感じでしょうか。
iPhone向けアプリが作りたい場合はMac、それ以外はWindows、で良いと思います。

高負荷な処理をする場合(3DCGや動画画像処理)はスペックの高いパソコンじゃないとキツイので、デスクトップが良いでしょう。

ノートパソコンの場合でも、あまりにも低スペック過ぎるとVisualStudioなどの開発環境の動作が重たくなってしまうかもしれませんので、ある程度の性能は欲しいところです。

プログラミング用パソコンを選ぶ際のポイント

プログラミング用パソコンの選び方をまとめてみました。

CPU

CPUはなるべく性能が良いものを選びたいところですが、性能が良ければ良い程、高価になってしまいます。

Core i5以上あれば、大抵のことは出来ると思います。

3DCGやゲーム作成などやりたい場合は、Core i7以上ないとキツイかもしれません。

メモリ

メモリは搭載できる最大要領まで積みたいところです。
最近はメモリ自体がかなり安くなってますので、後から自分で増設しても良いと思います。

SSD or HDD

最近はハードディスクの代わりにSSDが搭載されているタイプのパソコンも増えてきました。
SSDはHDDに比べて容量が少なく高価ですが、処理速度が超高速です。
PCの起動やシャットダウンも数秒なので、SSDに慣れてしまうとHDDのパソコンにかなりストレスを感じてしまいます。
個人的にはSSDのパソコンが欲しいですが、SSDは贅沢品だと思うので、HDDでも十分だと思います。

おすすめパソコン

参考までに、プログラミングの学習用パソコンを選んでみました。

ノートパソコン

プログラミングの勉強用ということで、これくらいの性能があれば十分かと思います。
  • Intel Core i7
  • 安心の国内メーカー
  • 16GBまでメモリ増設可能
  • Office付き
  • タッチパネル

Mac

やはりMacはデザインがカッコイイですね。
コストパフォーマンス的にも、この機種あたりがベストだと思います。

まとめ

プログラミングは難しいというイメージがあるかもしれませんが、所詮は「言語」ですので、続けていれば慣れてきます。
イメージ先行で敬遠している人はもったいないので、ぜひ簡単なプログラムから一度作って動かしてみることをおすすめします。

自分が作ったプログラムが期待通りに動いたときの喜びが、プログラミングの醍醐味の一つと言えるでしょう。
2020年に向けて、プログラミングを始めてみてはいかがでしょうか。

以上

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1 件のコメント :

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