Hyperliquid系のプロップファームとして注目されているPROPR(app.propr.xyz)が、Propr's $1M Trading Tournamentというトレード大会を実施しています。
現金100万ドルの配布ではなく、合計100万ドル相当の funded account 枠を上位入賞者に配る大会です。
つまり、賞品はそのまま出金できる現金ではなく、Propr上で取引できる資金枠です。そこから利益を出せた場合に、ルールに従って一部を受け取れる、というプロップファーム型の報酬になります。
現時点で確認できる情報をもとに、PROPRの大会について以下を整理します。
無料ですし、エアドロ狙い・Hyperliquid系実績作りとして触っておく価値はあります。
※本記事は投資助言ではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
Proprとは?Hyperliquid上のオンチェーン型プロップファーム
PROPRは、Hyperliquidをベースにしたオンチェーン型のプロップファームです。
プロップファームとは、トレーダーが最初に評価用のチャレンジを受け、条件をクリアすると運営側の資金枠でトレードできる仕組みです。利益が出た場合、その一部をトレーダーが受け取れます。
普通の取引所と違い、自分で証拠金を入れて取引するのではなく、「評価に合格した人に取引用の資金枠を与える」というモデルです。
PROPRの特徴は、以下のような点です。
今後の$PROPRトークン配布や、Hyperliquidのオンチェーン実績作りにつながる可能性があります。
Propr's $1M Trading Tournamentの概要
今回の大会は、7日間のトレード大会として紹介されています。参加者はPropr上で$50,000のペーパートレード口座を受け取り、Hyperliquid Perpsを取引してランキングを競う形式です。
重要なのは、実資金ではなくペーパー口座という点です。つまり、自分の資金を直接失う大会ではありません。ただし、賞品の funded account を獲得したあとに取引する場合は、Proprのルールに従う必要があります。
| 項目 | 内容 | 注意点 |
| 大会名 | Propr's $1M Trading Tournament | Proprのトレード大会 |
| 参加費 | 無料と紹介されている | 公式アプリ内で最終確認が必要 |
| 取引資金 | $50,000のペーパー口座 | 自分の資金ではない |
| 期間 | 7日間 | 開始・終了時刻はアプリ内タイマーを確認 |
| 対象市場 | Hyperliquid Perps | 銘柄は変更される可能性あり |
| ランキング | ROIで競う形式と紹介されている | PnLではなくROI重視 |
| 賞品 | 合計$1,000,000相当の funded account | 現金100万ドルではない |
| 入賞者数 | 58人 | 入賞できなくてもエアドロポイントは配布される(はず) |
参加方法
公式周辺情報では、以下の流れで紹介されています。
1. Proprに登録する
まず、Proprのサイトにアクセスしてアカウントを作成します。 PROPR(app.propr.xyz) ログインにはGoogleアカウントが必要です。
※この大会のみに参加であれば、通常のチャレンジ購入は不要です。登録時はKYCは不要ですが、出金の際にKYCが必要になるようです。
2. Competitionページから大会に参加する
ログイン後、Competitionページから対象の大会を選びます。今回であれば、1m-trad-comp-proprの大会ページです。
参加後、「Trade now」ボタンを押下します。
3. $50Kのペーパー口座を受け取る
参加後、$50,000のペーパートレード口座が付与されます。
ここで使う資金は実資金ではなく、ランキング用の仮想資金です。
4. Hyperliquid Perpsで取引する
Hyperliquid Perpsを使ってトレードします。BTC/ETH、その他暗号資産、株式Perp、コモディティPerpなどの市場が対象です。
5. ROIランキングで上位を狙う
今回の大会は、外部投稿ではROIランキングと説明されています。
ROIとは「元の資金に対して何%増えたか」です。$50,000から$55,000に増えた場合、ROIは+10%です。
PnLランキングではなくROIランキングの場合、参加者全員が同じ$50,000スタートなら、単純に何%増やせたかが勝負になります。
賞品の配分
外部投稿ベースでは、賞品は以下のように整理されています。
| 順位 | 賞品 | 合計 |
| 1〜3位 | $100,000 funded account | $300,000 |
| 4〜8位 | $50,000 funded account | $250,000 |
| 9〜18位 | $25,000 funded account | $250,000 |
| 19〜58位 | $5,000 funded account | $200,000 |
| 合計 | 58名 | $1,000,000 |
ここで勘違いしやすいのは、賞品の$100,000や$50,000は、そのまま引き出せる現金ではないという点です。
例えば、$100,000 funded accountをもらった場合、その口座で取引して利益が出たときに、ルールに従って80%程度を受け取れるというイメージです。
仮に$100,000 funded accountで5%の利益を出せた場合、利益は$5,000です。利益分配80%なら、受け取れる可能性があるのは$4,000です。
| 例 | 計算 | 受取イメージ |
| $100,000口座で+5% | $5,000利益 × 80% | $4,000 |
| $50,000口座で+5% | $2,500利益 × 80% | $2,000 |
| $25,000口座で+5% | $1,250利益 × 80% | $1,000 |
| $5,000口座で+5% | $250利益 × 80% | $200 |
つまり、この大会の賞品価値は「額面の$1M」ではなく、その funded account でどれだけ利益を出せるかで決まります。
PROPRのTGE日はいつ?
公式ロードマップでは、$PROPRのTGEは2026年8月24日と表示されています。
TGEとは、Token Generation Eventの略で、トークンが生成・配布・上場されるタイミングのことです。
ロードマップ上では、$PROPR incentive programとして、以下のような対象にトークン報酬が予定されているとされています。
つまり、今回のTrading Tournamentで上位に入ることは、単に funded account をもらうだけでなく、将来的なPROPRエアドロやインセンティブ対象として見られる可能性があります。
PROPRエアドロ期待値の考え方
PROPRのエアドロ期待値は、現時点ではかなり不確実です。
理由は、以下の重要な情報がまだ確定していない、または変更される可能性があるためです。
期待値を考えるための式は以下です。
エアドロ期待値 = エアドロ対象トークン数 × TGE価格 × 自分の取り分 - 参加コスト
今回の大会は無料参加と紹介されているため、参加コストは主に時間です。
仮の期待値シミュレーション
前提条件は以下です。
| 自分の取り分 | 20%配布の場合 | 32.5%配布の場合 | コメント |
| 0.001% | 約$35 | 約$57 | 軽く参加した人のイメージ |
| 0.01% | 約$350 | 約$569 | そこそこ活動した人 |
| 0.05% | 約$1,750 | 約$2,844 | 上位寄りの活動者 |
| 0.1% | 約$3,500 | 約$5,688 | かなり強い参加者 |
実際には自分が何%の取り分を取れるかですが、無料大会に参加しただけでは0.01%も取れない可能性が高いですが、参加者が少なければ狙い目ではあります。
大会での戦略
今回の大会は無料のペーパートレードなので、自分の実資金を守る大会ではなく、上位58人に入ることが目的です。 そのため、守りすぎると順位に届かない一方で、最初から全力でギャンブルすると一瞬で終わる可能性もあります。
戦略1:まずはランキングの水準を見る
まずは上位のROI水準を確認します。
例えば、上位58位のROIが+5%程度なら、無理に+50%を狙う必要はありません。一方で、上位が+30%、+50%を超えているなら、かなりリスクを取らないと入賞は難しくなります。
まずは、「勝つために必要なリスク量」を見極めることが大事です。
戦略2:BTC/ETHだけでなく高ベータ銘柄も見る
BTCやETHは流動性が高く、スプレッドも比較的安定しやすいですが、価格が低迷しており、7日間のROI大会で上位を狙うには、値動きが足りない可能性もあります。
そのため、上位を狙うなら、高ベータのアルトPerpや、トレンドが出ている株式Perpの方が利益が出しやすいかもしれません。
戦略3:初日は生き残り、終盤に勝負する
7日間の大会では、初日から全力で飛ばす人が多いはずです。
無料大会なので、かなり雑な全力トレードをする参加者が出るはずで、そういう人たちは、失敗すれば早期退場です。
個人的には、以下のような立ち回りを考えています。
特にROIランキングでは、最終日に大きく順位が動きやすいです。ギリギリ圏内にいる場合は、無理に取引して順位を落とすより、守る判断も必要です。
戦略4:エアドロ狙いなら取引履歴を残すことも重要
エアドロを意識するなら、単に順位だけでなく、アクティブに使った履歴が大事になる可能性があります。
今後のトークン配布で、以下のような条件が見られる可能性はあります。
ただし、取引量だけを稼ごうとして無駄な往復売買をすると、規約違反やアビューズ扱いになる可能性があります。エアドロ狙いでも、自然な取引に見えるように心がけた方が安全です。
口コミ・実際の体験談
海外レビューや投稿を見ると、Proprについては比較的ポジティブな声が多いです。
特に多かったのは、以下のような感想です。
海外ブログでは、Proprを実際に使っているトレーダーが「従来のプロップファームより透明性が高い」「オンチェーンでペイアウトを確認できる点が良い」と評価していました。
Trustpilotでも高評価レビューが多く、UIやペイアウト速度を評価する声が見られます。※あくまで利用者の主観です。
注意点・リスク
1. $1Mは現金配布ではない
「$1M Trading Tournament」と聞くと、100万ドルの賞金が配られるように見えますが、実際には funded account の合計額です。
最終的にその口座で利益を出せなければ、払い出される現金はありません。
2. funded accountのルール
Proprの通常ルールでは、最大デイリーロス、最大ドローダウン、レバレッジ制限などがあります。
例えば、1-Step系ではデイリーロス3%、最大ドローダウン6% static、2-Step系ではデイリーロス5%、最大ドローダウン8% trailingといったルールがあるため、無制限で使用できるわけではないです。
3. KYCが必要になる可能性が高い
funded accountの有効化やペイアウトにはKYCが必要とされています。
参加する価値はある?
無料参加前提なら、参加しておく価値はあると思います。
理由は以下です。
ただし、過度な期待は禁物です。
大会参加だけではエアドロは小さいと思われます。賞品も現金ではありません。funded accountを獲得しても、そこで利益を出せなければ実際のリターンはゼロです。
なので、期待値の見方としては、以下が現実的かと思います。
| 目的 | おすすめ度 | 理由 |
| 無料で体験する | 高い | コストがほぼ時間だけ |
| 上位入賞を狙う | 中 | リスクを取る必要がある |
| PROPRエアドロ狙い | 中 | 条件未確定だが履歴作りにはなる |
| 即金狙い | 低い | 賞品は現金ではない |
| 有料チャレンジ大量購入 | 低〜中 | エアドロだけを目的にすると危険 |
まとめ
Propr's $1M Trading Tournamentは、Hyperliquid系の新しいプロップファーム案件としてかなり面白いです。
特に、無料で$50Kのペーパー口座を使って大会に参加できる点、上位58人に funded account が配られる点、PROPRのTGEが2026年8月24日に予定されている点は、エアドロ勢・Perp DEX勢・Bot開発勢にとって注目ポイントです。
ただし、$1Mという表現に釣られると、期待外れとなる可能性があります。
これは現金100万ドルの山分けではなく、funded accountの合計額です。実際に利益を受け取るには、その後の取引で利益を出し、KYCやProprのルールをクリアする必要があります。
まぁ無料参加なら、失うものは時間以外にないので、無理のない程度に触っておくのがベターかなと思います。

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